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酵素は休めない

「酵素は休めない」
養素の中で酵素ほど熱に弱い栄養成分はありません。

生の野菜やお刺身、果物には酵素が含まれていることは前述したとおりです。

つまり、加熱調理されたもの、白いごはんからパスタ、パン、お肉、焼き魚、野菜炒め、煮物、等、一見栄養が豊富なメニューのように見えても、そこには肝心の栄養を体に取り込む為の「消化に必要な酵素」は0ってことになります。
例えば私の夕飯のおかずだった餃子。
酵素は0です。
付け合せの味噌汁も酵素0。
かろうじて野菜サラダには入っていたかと思いますが。
あなたも昨日の晩ごはんを思い出してみて下さい。
そこに40度以上の熱が加えられていない食べ物ほとんどなかったと思います。

酵素の含まれていないものを食べ続けると、体はいっしょうけんめいに酵素を分泌します。毎食毎食1日に3回、加熱調理された食べ物ばかりを食べる場合、体は常に消化酵素を出し続けなければなりません。

一般的な食事に必要な消化時間は、短くて3時間、長い場合は8時間にも及ぶと言われています。かなりの重労働を酵素は強いられるわけです。またその消化酵素の分泌が間に合わない場合、今度は小腸への負担、大腸への負担、と様々な負担が増大します。


毎日、成人は死ぬまでこの労力が続きます。
簡単にいえば、貧乏暇なし状態、休めないのです。

加熱したタンパク質は、タンパク質を構成するアミノ酸の間に酵素抵抗連鎖結合が起こってしまっている為に、加熱されないタンパク質よりも分解されなくなります。6時間も7時間も消化器官はこの消化と格闘します。

分解されないタンパク質は長い時間消化器官に停滞します。
結局は完全に分解されることがないまま、腐敗して大腸に移動します。

そこでバクテリアによって分解される際に、毒性の強い有害物質(尿素、インドール、スカトール、アンモニア、硫化水素、メルカプタン、プリン体、等)を生じ、これらの物質が解毒を司る肝臓にものすごく大きな負担をかけることになります。

こうした悪循環が、老化を速め、動脈硬化、痛風、関節炎、心臓病、癌、といった病気を引き起こす要因へとつながります。

ノーベル賞を受賞したコーネル大学のジェームズ・B・サムナー博士は「生命とは酵素の規則正しい働きの結果である」と説明しています。
年と共に酵素の分泌は弱くなり、酵素の供給が出来なくなった時に人間の生命は終わるということです。
体内の潜在酵素を節約し、生命活動に必要なだけの酵素を適正量分泌している人と、朝から晩まで消化酵素を出し続けなければならないような食生活をしている人では、生命力のレベル、老化スピード、そして「寿命」にまで大きく関係していると医学博士のエドワード・ハウエル氏は断言しています。 シカゴのマイケル・リーズ病院のメイヤー博士のグループは、唾液中の酵素は69歳以上の人に比べ、若い人の方が30倍も強いと発表しています。

ドイツのエカード博士は、1200人の尿のサンプル検査を行って、でんぷんを消化する酵素アミラーゼの研究を行い、若い人の検査単位の数値は平均25であるのに比べ、年をとった人の平均値は14であることを発見しました。

チェコのチャールス大学のバルトス博士とグロー博士は、20人の男性(10人の若者と20人の健康な老人)を対象に、すい臓の分泌を促進する薬を与えた検査をしたところ、若い男性グループに比べ年をとった男性グループの方がはるかにアミラーゼ酵素の分泌が弱いことを発見しました。

本来食事に含まれているべき消化酵素が含まれていない為に、人間の体内にある潜在酵素が酷使されていき、酵素の分泌量は年々減っていってしまったのです。

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