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「酵素の無駄遣いをしない」
人間にはそれぞれ個人差がありますが、酵素を作る能力には限りがあります。消化酵素も代謝酵素も出所は同じなので、消化酵素ばかりを作っていると、代謝酵素のほうが不足します。
仮に酵素を作る能力が30の人がいるとします。
その人が、たとえば、焼き魚を食べるとします。
そして、その焼き魚を消化するには、15の酵素の力を必要とするとします。
しかし、その魚には、大根下ろしが付け合わされています。その大根下ろしは食物酵素ですから消化を助けてくれます。その力を2とします。
すると、魚を消化するには、差し引き13の酵素を身体が負担することになり、30のうちの17は代謝酵素のほうに回されます。
次に、同じ人が、焼き魚を2匹一度に食べるとします。そして、これには、付け合わせの大根下ろしがありません。
こうなると、2匹の焼き魚を消化するために、30の酵素の力すべてが使われて代謝酵素をつくることができなくなります。
こうなると、どうなるのでしょうか。
代謝酵素は、免疫力や自然治癒力や新陳代謝の働きを受け持つ酵素です。それらの酵素が不足してしまうので、当然、ウイルスなどが侵入してきたとき、防衛できなくなります。風邪をひきやすくなったり、またひいたあと、治りが悪くなったりします。
その他、様々な病気にかかりやすくなる可能性が出てきます。
風邪をひいた時に、私たちはしばしばお粥を食べます。
それはどうしてかというと、お粥は脂っこいものに比べて、消化しやすいからです。つまり、消化のために酵素を余分に使わなくて済むので、余った酵素の力を代謝酵素に回せるのです。
犬でも猫でも、動物は皆、身体の調子が悪くなると、何も食べずにじっとしているようになります。それもやはり、食べないことによって、酵素の力を免疫力や自然治癒力を高める代謝酵素に回そうとするからだということです。
私たちでも、病気になったときは、脂っこいものはあまり食べたいとは思わないと思いますが、これも同じで、身体の方で消化に負担のかかるものを嫌うからです。
つまり食欲がなくなるのも、一つの自然治癒力とみることができるのです。ですからそういう時には、消化しやすい酵素がたっぷり入った食事を摂るようにすると良いというになります。 酵素を上手に使うことが長寿の秘訣です。
「意外と知られていない!!食物酵素の力」
日本のサプリメントへの法整備は遅れているといえます。
酵素と聞くと案外どんな働きをしているのか知らない人が多いかもしれません。
中には衣類用洗剤のCMを思い浮かべる方もいるのではないかと思います。「酵素パワーの○ップ♪」そうです、なんてやっている、あの酵素のことです。
酵素には化学反応を手助けする働きがあります。洗剤の場合、汚れを落とすために必要な化学反応を助ける目的で酵素を配合しています。
洗剤の酵素とは種類が違いますが、酵素は私たちの消化と代謝に関わっています。酵素がなければ食べた食物を消化できません。
また、代謝も行われません。つまり生きていけません。
生命は単なる有機体ではありません。複雑な化学反応を支配して活動できる特別な有機体です。その営みに酵素は欠かせません。酵素がなくなれば、私たちは死んでしまいます。ですから、酵素を大切にすることがいつまでも若々しくいるためのコツになります。
私たちの生命の営みには「代謝酵素」「消化酵素」「食物酵素」の3種類の酵素が関わっています。
代謝酵素には 吸収された栄養を体内の細胞に届けて効果的にはたらくのを助けたり、毒素を汗や尿の中に排出したり、体の悪い部分を修復するはたらきがあります。
消化酵素は 食物から摂取したデンプンをブドウ糖に分解するアミラーゼ、たんぱく質をアミノ酸に分解するプロテアーゼ、脂肪を脂肪酸に分解するリパーゼなどがその代表になります。
食物酵素は 加熱されていない食べ物や発酵食品には酵素が含まれている。例えば、生の野菜や果物、肉や魚にも含まれています。みそや納豆といった発酵食品にも含まれています。
代謝酵素は、私たちの肉体的・精神的活動を支えているので、これがなくなると命が尽きてしまいます。健康の維持、アンチエイジングを目的とするなら、この代謝酵素を大切にする必要があります。
ただ、直接代謝酵素を節約することはできません。ポイントは消化酵素です。この酵素を浪費すると代謝酵素を作る力が衰えてしまうことがわかっています。消化酵素は食品を消化するときに必要ですが、現代人は、知らず知らずのうちに消化酵素を不足しがちです。
消化酵素をたくさん使うと、代謝酵素を作る能力が衰え老化や病気の原因になるります。
逆に言えば、消化酵素は食事を工夫することで節約できます。
それでは食物酵素の役割は一体どんなものなのでしょうか。食物酵素は一つの概念で、「すべての生物に備わり、それぞれ一定の部分を自己消化する働きがある」と定義されています。簡単にいうと、食物自体に消化を助ける酵素が含まれているのです。私たちが食物を口にするとき、自らの消化酵素を使うと同時に食物のもっている酵素を利用して消化を行っているのです。
その食物酵素が現代食にはありません。理由は加熱加工にあります。酵素は熱に弱いので、48℃でほとんどが破壊されてしまうからです。加工食品のほとんどが熱処理されているので、生の食品からでしか食物酵素を摂取することができません。
動物は調理ができないので生の食物しか食べません。ですから、食物酵素をたっぷりと利用し自らの消化酵素を節約しています。野生の動物が病気にならないのは消化酵素を節約でき、代謝酵素を作る能力が衰えないからです。人間は火を手に入れた代償として、食物酵素を得る機会が少なくなったのです。さらに現代では食物酵素が全く含まれていない加工食品ばかりです。
とはいえ、「何でも生で食べよう」というわけにはいきません。
伝統的な日本食には酵素が含まれています。たとえば、納豆や味噌、魚を生のまま料理する刺身などです。しかし、常に生のものばかり食べるわけにもいきません。そこで役立つのがサプリメントです。あまり知られていませんが、、サプリメントで食物酵素を摂ることができます。ただ、残念なことに食物酵素の概念が普及していない日本では、食物酵素の入ったサプリメントはありません。ほとんどのメーカーが加工する過程で素材に熱を加えてしまっています。アメリカでは事情が全く違います。酵素入りのサプリメントが当たり前のように売られています。
日本でも食物酵素の概念が普及し、メーカーが低温で加工するようになることを望んでいます。しかし、それはいつになるかわかりません。アメリカの製品から選ばなければならないのが、現状です。
「酵素の押さえておきたい、特徴」
戦後、欧米からもたらされた栄養学では、炭水化物、タンパク質、脂肪の三大栄養素が、ヒトが生きていく上で必要な栄養成分として定義されました。しかし、その後、炭水化物を摂っても、それだけではエネルギーとしてうまく代謝しないということ判明しました。その結果、ビタミン、ミネラルが加わって五大栄養素となりました。そしてさらに、体内では消化されないからと、それまで見過ごされてきた食物繊維が6番目に加わりました。
これらの栄養成分は大切なものです。しかし、ビタミンやミネラルよりも、私たちの生命を維持する上でもっと重要なものがあります。それが酵素です。
酵素と聞くと、ほとんど無条件に「消化酵素」と連想されると思います。が、しかし、酵素は食べたものを消化吸収するばかりでなく、息をしたり、筋肉を動かしたりと、一切の生命活動に関与しています。、酵素の働きがなければ、人間も動物も生きることはできません。いわば、生命活動の主役だといえます
今、流行のビタミンやミネラルなどの栄養サプリメントを身体に良いということで飲んでる方は大勢いると思います。しかし、ビタミンCやカルシウムなどの微量ミネラル、はたまた栄養ドリンクを飲んでいても、今ひとつ効き目が現れないという経験をお持ちの方もまた、多いのではないかと思います。この問題を解く鍵が酵素にあります。
いくらビタミンやミネラルを摂っても、酵素がなければ身体の中で十分に働けません。酵素あってのビタミン・ミネラルです。今やビタミン・ミネラルは、この酵素の働きを助けるという意味で「補酵素」と言われるようになっています。
酵素の構造は、ミネラルの周りにタンパク質が巻き付いたものです。中心になるミネラルの種類や、タンパク質の巻き付き方によって、様々な種類があります。今発見されている酵素は約3000種で、今後も新しい酵素がどんどん発見されていくでしょう。
しかし、3000種あるといっても、それぞれの酵素はそれぞれ一つの仕事しかできません。
たとえば消化酵素として有名なアミラーゼというものがあります。これは唾液の中に含まれているもので、デンプンを分解する酵素です。そのアミラーゼによってタンパク質を分解することはできません。ちなみにタンパク質を分解するのは、プロテアーゼという酵素ですが、逆にプロテアーゼでは、デンプンは分解できないということになります。
材料がタンパク質ですから、酵素の特徴としてあげられるのが、熱に弱いということです。
卵を思い出してください。卵は、熱をかけていないときは白味の部分は透明でとろとろしていますが、熱をかけると白く固まります。
同じように酵素も、加熱されると蛋白が変成して酵素でなくなってしまいます。一般に酵素が耐えられる温度は50度くらいから、せいぜいから70度くらいまでです。
つまり、加熱した食べ物に、酵素の働きはないということです。このため、普段の食生活において、加熱したものばかりたべず、酵素の入っている食品を摂るように心がけなければなりません。
「酵素の種類」
酵素には消化酵素・代謝酵素・食物酵素といった3種類が存在します。
酵素については、過去にも研究をする科学者はいました。しかし、これまでは酵素の原料であるタンパク質を摂っていれば、無尽蔵に作られると考えられていたので、全体的な栄養学の中では、それほど重要視されていませんでした。
近年になって研究が進み、実は酵素をつくる能力は、一人一人遺伝子によって決まっていて限界があるのだということがわかってきました。その人間が固有に持っている、一生のうちで作れる一定量の酵素のことを潜在酵素といいます。
体内で作られる潜在酵素は、大きく分けると、「消化酵素」と「代謝酵素」の二つがあります。 まずはじめに、消化酵素ですが、これは文字通り消化のための酵素です。私たちが毎日食べるご飯や野菜などの食べ物を消化分解し、吸収するための酵素です。 たとえば前述の、唾液の中に含まれているアミラーゼ。これはでんぷんを分解する酵素でしたね。では、胃液に含まれているプロテアーゼ、この酵素の働きは? そうタンパク質を分解する酵素です。そして、膵液の中にある、脂肪を分解するリパーゼなどがあります。
そして、もう一つ、身体の外にある酵素があります。先に出た食物酵素です。加熱されてない生の食べ物や、納豆といった発酵食品には酵素があります。その食物酵素の含まれた食べ物を加熱された食品と一緒に食べると、消化が助けられます。
食物酵素が入っている食べ物の具体例としては、野菜、果物、生の肉・魚などの新鮮食品、みそ、納豆、ぬか漬けなどの醗酵食品になります。。
「酵素が不足は、万病の元」
生きるために必要な酵素が不足すると、どのような症状が起こるのでしょうか。
酵素が不足すると血液が汚れます。
消化酵素の面から説明すると、 私たちが食べた食べ物は、口の中で咀嚼されます。
このとき、唾液の中にあるアミラーゼによって、デンプンが分解されます。
デンプンというのは、ブドウ糖が数珠つなぎになっているようなイメージです。
このデンプンはそのままでは、身体が吸収してエネルギーとして利用できません。そこでアミラーゼが数珠の玉を一つ一つに分けていきます。
その一つになった玉がブドウ糖です。
しかし、その分解が酵素不足で不十分だと、未消化の糖がそのまま吸収されて血液の中を漂います。この未消化の糖は、血液をドロドロにして、赤血球どうしをくっつけてしまいます。これが、血液が汚れた状態です。
血液の中に未消化の糖分や脂肪が混じって粘りけが出て、赤血球が連なっている状態だと、血流、血行が悪くなります。 赤血球は直径が約7ミクロン。毛細血管は5ミクロンです。 血管よりも大きな赤血球がどうして血管の中を流れていくのかというと、赤血球は柔軟にできているので、通常は、自分よりも細い血管を通るときには変形して通れるのです。
ところが、赤血球同士がくっついた状態になると、細い血管を通ることができなくなりません。身体の中を張り巡らされている血管の長さはおよそ10万キロメートル、そのうち約90%は、毛細血管であると言われています。ですから、これでは体中の細胞に血液が行き渡らなくなり、様々な病気を引き起こすようになるのも当然と言えるのです。
しかし、そのドロドロして汚れた血液でも、酵素が十分にあれば、連なりがとけてサラサラした血液になるのです。
これは、デンプンだけでなく、タンパク質でも脂肪でも同じことが言えます。
このような酵素不足を引き起こす背景にあるのが、食べ過ぎや、加熱調理されたものばかりを食べるようになったということです。加熱調理された食べ物には、酵素がありません。そのため、身体のほうが全部、自前で消化するために酵素を作らなければなりません。
ところが、食べ過ぎや、病気・加齢で酵素をつくる力が弱くなっている人では、酵素を作るのが追いつかなくなります。それで、食べたものが十分に分解されないまま、体の中に入ってきてしまうのです。
この場合、本人は栄養を摂っているつもりで食べても、身体の中では異物となってしまっているわけです
「酵素は休めない」
養素の中で酵素ほど熱に弱い栄養成分はありません。
生の野菜やお刺身、果物には酵素が含まれていることは前述したとおりです。
つまり、加熱調理されたもの、白いごはんからパスタ、パン、お肉、焼き魚、野菜炒め、煮物、等、一見栄養が豊富なメニューのように見えても、そこには肝心の栄養を体に取り込む為の「消化に必要な酵素」は0ってことになります。
例えば私の夕飯のおかずだった餃子。
酵素は0です。
付け合せの味噌汁も酵素0。
かろうじて野菜サラダには入っていたかと思いますが。
あなたも昨日の晩ごはんを思い出してみて下さい。
そこに40度以上の熱が加えられていない食べ物ほとんどなかったと思います。
酵素の含まれていないものを食べ続けると、体はいっしょうけんめいに酵素を分泌します。毎食毎食1日に3回、加熱調理された食べ物ばかりを食べる場合、体は常に消化酵素を出し続けなければなりません。
一般的な食事に必要な消化時間は、短くて3時間、長い場合は8時間にも及ぶと言われています。かなりの重労働を酵素は強いられるわけです。またその消化酵素の分泌が間に合わない場合、今度は小腸への負担、大腸への負担、と様々な負担が増大します。
毎日、成人は死ぬまでこの労力が続きます。
簡単にいえば、貧乏暇なし状態、休めないのです。
加熱したタンパク質は、タンパク質を構成するアミノ酸の間に酵素抵抗連鎖結合が起こってしまっている為に、加熱されないタンパク質よりも分解されなくなります。6時間も7時間も消化器官はこの消化と格闘します。
分解されないタンパク質は長い時間消化器官に停滞します。
結局は完全に分解されることがないまま、腐敗して大腸に移動します。
そこでバクテリアによって分解される際に、毒性の強い有害物質(尿素、インドール、スカトール、アンモニア、硫化水素、メルカプタン、プリン体、等)を生じ、これらの物質が解毒を司る肝臓にものすごく大きな負担をかけることになります。
こうした悪循環が、老化を速め、動脈硬化、痛風、関節炎、心臓病、癌、といった病気を引き起こす要因へとつながります。
ノーベル賞を受賞したコーネル大学のジェームズ・B・サムナー博士は「生命とは酵素の規則正しい働きの結果である」と説明しています。
年と共に酵素の分泌は弱くなり、酵素の供給が出来なくなった時に人間の生命は終わるということです。
体内の潜在酵素を節約し、生命活動に必要なだけの酵素を適正量分泌している人と、朝から晩まで消化酵素を出し続けなければならないような食生活をしている人では、生命力のレベル、老化スピード、そして「寿命」にまで大きく関係していると医学博士のエドワード・ハウエル氏は断言しています。 シカゴのマイケル・リーズ病院のメイヤー博士のグループは、唾液中の酵素は69歳以上の人に比べ、若い人の方が30倍も強いと発表しています。
ドイツのエカード博士は、1200人の尿のサンプル検査を行って、でんぷんを消化する酵素アミラーゼの研究を行い、若い人の検査単位の数値は平均25であるのに比べ、年をとった人の平均値は14であることを発見しました。
チェコのチャールス大学のバルトス博士とグロー博士は、20人の男性(10人の若者と20人の健康な老人)を対象に、すい臓の分泌を促進する薬を与えた検査をしたところ、若い男性グループに比べ年をとった男性グループの方がはるかにアミラーゼ酵素の分泌が弱いことを発見しました。
本来食事に含まれているべき消化酵素が含まれていない為に、人間の体内にある潜在酵素が酷使されていき、酵素の分泌量は年々減っていってしまったのです。