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壊血病(かいけつびょう)

「壊血病(かいけつびょう)」
壊血病は一般的にビタミンCの欠乏症として知られています。ビタミンCが不足するとコラーゲンが作られなくなります。そのため、出血しやすくなるのです。あざのような皮下出血が現れたり、歯肉から出血したりします。傷の治りも遅くなり、感染症にかかりやすくなります。また全身倦怠感、体重の減少、うつのような症状もあらわれることさえあります。ビタミンCの摂取不足以外にも、妊娠や手術後のように必要量が増すことによる不足や、喫煙やストレスによる消費で不足することがあります。漫画「ONEPIRCE」の1シーンに、海賊が壊血病になるシーンがありますが、それは海での生活ではビタミンCが摂りにくいためです。ビタミンCを多く含む食品は基本的に果物といった日持ちしにくい食品が多いので、保存が難しいからです。成人と小児では多少症状が異なります。
壊血病はビタミンC欠乏が原因なので、ビタミンCの投与を行うことによって治療できます。
16世紀から18世紀の大航海時代には、この病気の原因が分かりませんでした。そのため
海賊以上に恐れられていた病気です。ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見の航海においては、180人の船員のうち100人がこの病気にかかって死亡しています。1753年にイギリス海軍省のジェームズ・リンドは食事環境が比較的良好な高級船員の発症者が少ないことに着目し、新鮮な野菜や果物、特にミカンやレモンを取ることによってこの病気の予防が出来ることを発見しました。その後、紆余曲折を経て、ビタミンCと壊血病の関係が明らかになったのは、1932年になってからです。

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