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腸内環境を改善!

「腸内環境を改善!」
蒸し暑い初夏は、食中毒の多発する季節でもあります。卵といった食品に対して外食産業が神経質になる時期でもあります。
この時期は食品の扱いには十分な注意が必要です。また、過労を避け、体力をつけておくことも大切です。腸の健康にも気を配って、抵抗力を高めるようにしましょう。

食中毒予防の原則は「清潔」「迅速」「加熱」になります。食中毒を起こす菌にはサルモネラ菌などさまざまなものがありますが、予防の三原則(清潔、迅速、加熱)を守れば大半の菌に対処することができます。「清潔」は、調理器具を清潔に保つだけでなく、調理する人もこまめな手洗いを心がけることも含まれます。「迅速」は、常温に食品を置くと病原菌が増えるので手早く調理して、食べ残しは思い切って捨てるようにしましょう。「加熱」は、75度で1分以上加熱することによってほとんどの病原菌は死滅します。ハンバーグや肉団子のように中心部に火が通りにくい食品は、ふだん以上に十分な加熱が必要です。加熱できないものは冷蔵庫に保管して、早めに食べましょう。

夏休みなどに海外旅行を計画している場合は、旅先での食中毒も心配です。先進国以外では、生の魚介類や生野菜を洗った水が汚染されていて、食中毒を起こすこともあります。生ものやサラダ類は避けて、新鮮な食物繊維は果物で補うのが賢明です。また、旅行中は強行スケジュールから体調を崩して、食中毒菌の殺菌作用がある胃酸の分泌が減り、食中毒にかかってしまうこともあります。実は体調が良好であれば、強酸性の胃酸が十分に分泌されて、食中毒を起こす病原菌から体を守ってくれるのです。

よく耳にするようになった「プロバイオテックス」という言葉があります。これは腸内細菌のバランスを改善して健康維持に役立つ菌類のことで、具体的には乳酸菌やビフィズス菌をさしています。腸内の細菌には、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌と、大腸菌などの悪玉菌があります。善玉菌が優位になると便秘や下痢の改善に役立つだけでなく、感染への抵抗力が高まることもわかっています。乳酸菌を含んでいる飲料や、ビフィズス菌を含んでいるヨーグルトなどで善玉菌を増やして、腸を感染から守りましょう。

善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維「プロバイオテックス」と対になる言葉に、「プレバイオテックス」というものがあります。これは、腸内の善玉菌のエサとなって増殖を助け活性化させる物質のことで、具体的にはオリゴ糖や食物繊維をさしています。腸内にオリゴ糖や食物繊維がたっぷりあれば、善玉菌が増えて有用な働きをしてくれます。しかし、足りなければ善玉菌は増えることも働くこともできません。「プロバイオテックス」と、「プレバイオテックス」は、腸の抵抗力を守る両輪です。どちらもしっかり補って、腸の健康を高めましょう。

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