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食べ物の力

「食べ物の力」

医食同源(いしょくどうげん)という四字熟語があります。
中国で古くから用いられている言葉で、病気の治療も普段の食事も共に、健康を維持するためのもので、その根源は同じだという考え方です。つまり、医学と食事の根本的なものは同じものであり、「食べる事の大切さ」を説いた言葉です。

現代に増え続けている、がん、動脈硬化、糖尿病、高血圧、アトピーなどの生活習慣病は、その名の通り、日頃の生活習慣に原因があることがわかっています。

生活習慣の中でも、実は食べ物が大きく関係しています。
生活習慣病は、風邪などのウイルス性の病気ではなく、長い間の間違った食習慣の積み重ねによって、引き起こされる食源病だといえます。言い方を変えると、きちんとバランスの取れた食事をしていれば、このような病気にはならないという事です。

きちんとしたバランスとは「食べ合わせ」も考えるということです。日本にも「食べ合わせ」にはたくさんの先人の知恵が隠されています。

例えば、「ご飯に納豆」。この食い合わせは相性が良く、また栄養的にも優れています。白米でんぷんの炭水化物、納豆の大豆タンパク質と脂肪の三大栄養素がそろっています。白米中にもタンパク質が含まれていますが、リジンという必須アミノ酸が少ないというメリットがあります。しかし、大豆のタンパク質にはこのアミノ酸が多いので、いっしょにとることでこの欠点を補ってくれます。
逆に天ぷらとすいかといった組み合わせはお腹を壊してしまいます。
また、果物は空腹の状態で摂らないと身体の中で腐って大事な栄養成分が吸収できないといったことがあります。
良いたべもの、良い食べ合わせは健康な毎日を育んでくれます。医食同源とは「病気を治す=食生活を見直す」ということにもなるのです。薬などはたしかに、病気になってしまってから、強い見方となります。しかし、本当に必要なのは、病気になってからの薬より、病気にならないようにしてくれる予防薬です。
その予防薬が、身体に良い食べ物なのです。

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