栄養成分脂質の働き
脂質は、 主に油脂類、肉類、乳類、魚介類、植物の種や実といった食べ物に多く含まれている栄養成分です。
ダイエットの大敵だと思われがちですが、身体をうごかすための大事な栄養成分なのです。カロリーを気にしてあまり油分を取らないでいるとお肌がカサカサになってしまうということもあります。
それは肌を作る細胞膜や血液、ホルモンなどの材料にもなるからです。
また、脂溶性ビタミン(A,D,E)などの吸収を良くするといった働きもする栄養成分だったりします。
脂質は五大栄養素の中で一番高カロリーの栄養成分です。
脂質1g当たりのエネルギー量はだいたい9キロカロリーです。
その為、脂質の種類により、血中コレステロールを高くしたり、肥満、高血圧、動脈硬化、糖尿病などといった生活習慣病を招く原因となることがあります。
だからといって、あんまり摂らない生活をしていると体調に不調をきたしてしまいます。
つまり質と量を考えて上手に摂取することが必要となるわけです。
摂取量は 成人が一日に必要な脂質は、一日の総摂取エネルギーの20〜25%が目標になります。
発育盛りの青少年や重労働に従事している人ならば、総摂取エネルギーの25〜30%が必要になるといえるでしょう。
また、中高年や肥満などの方は20%程度に抑えると健康的な生活を送ることが出来ます。
脂質の栄養成分は主に脂肪酸で構成されています。
脂肪酸と言っても幾つも系統があって、実は種類によって栄養成分の効果や働きが違うのです。
脂肪酸は大きく分けるとまず飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に2つに分類されます。
肉類、バター、卵、牛乳などに含まれる動物性脂肪には、悪玉コレステロールを血中に増やす飽和脂肪酸が多く含まれています。
逆に、植物油や魚類などといった食品には、悪玉コレステロールを減らす不飽和脂肪酸が多く含まれています。
健康のためには、このことに基づき「動物性脂肪4:植物性脂肪5:魚類の脂肪1」の割合で摂取するのが望ましいとされています。
ちなみに、脂質は一般的には不足しにくいと考えられています。
しかし、前述したようにダイエットなどで、油分を極端にカットした場合には、腎臓の機能が低下したり、皮膚や肌がカサカサになったりします。
特に成長期の子供では発育障害となって現れることがあるので注意が必要です。
つまり必要最低限の油分は必要な栄養成分ですので摂取すべきです。
オリーブオイルや、最近は脂肪を抑え目にした油なども売られていますので、炒め物などにはそういったものを使うといいと思います。


