マルチビタミンの特徴
「マルチビタミンの特徴」
ビタミンには、だれでも知っている「ビタミンC」から、マイナーな存在の「ビオチン」や「葉酸」などを含めて、全部で13種類のビタミンが存在します。この中からビタミンKを除いた12種類が入ったサプリメントがマルチビタミンでは主流です。
なお、ビタミンAについては、過剰症の恐れがある為に、ベータカロチンの形で含有されいる物が殆どです。
ベータカロチンはほとんどが過剰症が起こらないビタミンだからですね。
最近ではマルチビタミンにマルチミネラルを配合したものも多くなってきています。
ミネラルは、100種類近く存在しますが、その中でも人が生きて行くうえで欠かせない、 「必須ミネラル16種類」の中から、既に摂り過ぎの「ナトリウム」や「リン」などを除いた、10から11種類入ったものが主流になっています。
ビタミンやミネラルはお互いが助け合う事で、その働きを高めています。
たとえば、骨を作る栄養成分としては、「カルシウム」が有名です。
しかしながら、他にもビタミンC・D・マグネシウムなども骨を作る過程で必要とされいます。
血液を作る時も同様に「鉄分」以外に、ビタミンB12・B6・葉酸・銅などが必要になるのです。
つまり、複数の栄養成分が関わり合ってこそプラスの働きを期待できるわけです。
また、血や骨を作るだけでなく、人が生きていく為には様々な栄養成分を必要とします。
これらの栄養成分を複合的にかつバランスよく手軽に摂取できる事が、マルチビタミンの最大の魅力になります。
マルチビタミンに含まれるビタミンB群とは以下の栄養成分を、ひとまとめにして呼ぶときの名前です。
ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン(ビタミンB3)
パントテン酸(ビタミンB5)
ビタミンB6
ビタミンB12
ビオチン(ビタミンH)
葉酸(ビタミンM)
ビタミンB群には、糖質・脂質・たんぱく質の代謝(食べた物をエネルギーに変える。)を行ったり、女性が気になる、お肌の状態を整える重要な栄養成分になります。
マルチビタミンにも天然と合成のものがあり、どちらがいいのという問題があります。
結論からいいますと、効果が同じ物と、違う物があります。
ビタミンEを例にとると、天然の方が抗酸化能力が高く、合成品は効力が劣ります。
ビタミンCの場合は、天然も合成も全く同じ効力を示します。
ただし天然のビタミンCは殆どの場合、天然原料自体にフラボノイドを含んでいる為、ビタミンCの吸収効率を高めてくれる物もあります。
一見すると天然ビタミンが良さそうですが、欠点もあります。
まず製造工程が複雑化される為、合成に比べると少し高価になります。
あと、国内メーカーでは、天然ビタミンを製造している所が少ない為に、コンビニやスーパーで手に入りにくいといった事情もあります。
昔は、サプリメント先進国である、アメリカ製のサプリメントが良かったのですが、最近では日本製も品質が高くなっていますので、日本製かアメリカ製かはあまり気にする必要はありません。
ただし、「天然サプリメント」や「タイムリリース加工」・「キレート加工」を施した物が欲しい場合は、日本製の物ではなかなか見つからないのが現状です。
上記の様なこだわりが無い場合は、日本製が安くて、どこでも買えて便利です。
タイムリリース加工とは殆どのビタミンは、体内で1〜3時間程度しか留まる事ができず、尿や汗などから排出されビタミンの効率が悪くなります。
そこで、ビタミンが少しづつ溶ける出るように加工して、体内で長く活躍出来る様に加工した物のことをいいます。
基本的には、体内で効率よくビタミンが働けるように加工してあるのですが、「鉄分」にタイムリリース加工をした物は、少し意味合いが違います。
「鉄分」をサプリメントで摂った場合、一気に血中濃度があがり、過剰症を起こす危険性があるので、安全性を高める為にタイムリリース加工をしている物が多いようです。
キレート加工とはミネラルは腸で吸収されますが、実はわずか数パーセントしか吸収されず、殆どが排出されてしまっています。
しかし、ミネラルを特定のアミノ酸で覆う事で、吸収率を格段に高めて効率よくミネラルを補給する事ができるのです。
このアミノ酸で、ミネラルをコーティング処理する事を、キレート加工と呼びます。
ちなみに、キレート加工はその製法が国際特許になっているの為に日本では、なかなかキレート加工をしたサプリメントを見かける事ができません。


