サプリメントメーカーによる栄養成分配合の落とし穴
栄養成分を補うサプリメントに限らず、「テレビでよくCMを流してるから」「有名なメーカーだから」といった理由で商品を買うことってよくありませんか。
有名メーカーのサプリメントなら本当に安心なのかと言われると、実はそうとは限りません。他の製品が有名だとしてもサプリメントの栄養成分や品質が保証されるわけではないのです。一定の品質は期待できるかと思いますが、有名メーカーだと栄養成分の多さよりもブランドの力と宣伝力で売れてしまうからです。知名度とその品質は比例しないことが現状です。
薬品メーカーの場合は既に薬品を開発できる力があるので、栄養成分を固めて錠剤にすることは簡単にできます。でも、それが合成品であることも多いと思います。合成された栄養成分は天然成分に比べると体内での働きが劣ります。
天然成分のサプリメントを開発するには天然食材の仕入れルートが必要になります。サプリメント専門の老舗メーカーは、良質の材料を仕入れるために、膨大な時間と労力を費やしています。こだわるほど、一括仕入れを嫌って、各方面から選び抜いた材料を仕入れます。薬品メーカーや化粧品メーカーがそういった仕入れにこだわっているとは言い切れません。なぜなら、大量生産を得意とする薬品メーカーは、安定した仕入れ先を優先する傾向にあるからです。
また、売れているメーカーなら安心かというと、売上と品質のNo.1は違います。安くたくさん売るシステムと、良いものを必要な人に届けるシステムは違います。
腕のよい職人さんの工芸品はすばらしいです!でも、その代わりたくさん作れません。大量生産の品物とは次元が異なります。サプリメントは食品ですから、大量生産が必要でないと言い切れません。でも、こだわりのない大量生産だったら身体に有害な成分が含まれた怖いサプリメントになってしまいます。
海外から取り寄せたサプリメントを摂って、被害を受けるケースもあります。ただ、国内製品であればよい何でもよいと思うのも間違いです。国内であれ、海外であれ、製品の品質や栄養成分をきちんと選ぶことが最も重要です。
サプリメントは薬ではありませんから、効果や効能が記載されているものは薬事法違反になります。「これを飲んで、10kgやせた」とかあるものは紛れもない違反になります。このような効果や効能が書いてあれば既に法律違反。そんなメーカーは絶対に信じないようにしましょう。
薬事法 第66条 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療用具の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。
ちなみにサプリメントは高ければ、材料も手間もかけている可能性があります。でも、サプリメントは極めて原価率の低い業界だったりします。代金のほとんどを広告やパッケージに支払っているようなものです。もちろん、テレビのCMも私たちが支払った代金の一部(ほとんど?)でやっているわけですし。
ですから、原価率の高い、つまり材料費と開発費の割合が高い製品を選んでください。でも原価率なんてどこにも書いてありませんから、それは推測するしかありません。だからこそ、溢れている情報から正しいものを選択するには、正しい栄養成分やサプリメントの知識が必要になるわけです。


